みなさんは、特別養護老人ホームと聞いて、どのような印象をもつでしょうか。ほとんどの人が、「大変そう」「忙しそう」「夜勤がつらそう」と思うかもしれません。確かに、時には大変なこともあります。夜勤もあります。しかし、私が実際に特別養護老人ホームで働きはじめて強く感じたのは、「大変」「忙しい」「夜勤がつらい」ということよりも、『思いやり』のある施設だということです。実際に働いてみて、はじめて特別養護老人ホームの雰囲気がわかってきました。

私が施設にはじめて出勤したとき、上司や先輩たちの雰囲気に驚かされました。はじめは、施設で働いているスタッフは皆時間に追われていて、話しかける余裕も話を聞く余裕もないくらい忙しそうにしているイメージをもっていました。しかし、実際は全体が穏やかな雰囲気で、新米の私に丁寧に業務の説明や実技のレクチャーをしてくれたのです。わからないことをすぐに聞けたので、仕事で疑問に思ったことを次の日に持ち越すことはなく、スッキリとした気分で1日を終えることができました。

特別養護老人ホームで働きはじめて思ったことは、スタッフ全員が入居者さんのことを思いやりながら仕事をしているということです。上司や先輩たちを見ていると、自分から入居者さんへ歩み寄り、生活のお手伝いをしていました。上司や先輩たちがそのような気持ちで仕事ができているのは、仕事に対する責任感ややりがい・相手のことを思う気持ちが大きいからなのだろうと思います。私も、入居者さんを思いやりながら、早く仕事を覚えていきたいです。

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